リオ五輪男子マラソン今夜!!注目の選手と見どころは?

おはようございます!小江戸ランナーです。

昨日は、大雨で近くの川が増水で氾濫するのではとやきもきしながらビールを飲んでおりました。今朝は打って変わって良いお天気です。午後はまた雨模様のようですね。

本日8月21日21時半~男子マラソンスタート!

さて、リオオリンピックも昨日は男子4×100mリレーの歴史的な銀メダル獲得など、盛り上がっておりますが、いよいよ終盤。本日21時半~男子マラソンがスタートします。

決してメダル争いが期待できる競技でないことは否めないですが、4年後の東京オリンピックに向けて、日本人3選手(+カンボジア人に帰化した猫1人)のがんばりに期待したいところです!

それでは、日程や出場選手をみていきましょう。

日程

■8月21日(日)21時30分~ ※日本時間

■NHK総合で8月21日(日)21時20分~ 放送予定

※解説:高岡寿成(マラソン日本記録保持者)

出場選手

佐々木悟選手

成年月日: 1985年10月16日 (30歳)
身長: 171 cm
体重: 56 kg
所属:旭化成

佐々木悟選手は大東文化大学出身で、大学時代には箱根駅伝の山登り5区を3年連続走り、4年時にはエース区間花の二区を走った経験があります。

実業団の旭化成に進んだあとは、全日本実業団駅伝等で活躍します。

今回のリオ五輪に向けては、福岡国際マラソン2015に出場し、元世界記録保持者のパトリック・マカウが優勝する中、招待選手として出場していた川内優輝選手などを抑え、2時間8分56秒で全体3位、日本人1位に。

今回の出場選手の中では選考タイムが最も速く期待されるところです。

北島寿典選手

生年月日: 1984年10月16日 (31歳)
身長: 171 cm
体重: 55 kg
所属:安川電機
 北島寿典選手は東洋大学出身。3年生と4年生のときに箱根路を走り、4年時には8区の区間賞を取っています。

その後、安川電機に進み、全日本実業団駅伝などで活躍。

リオオリンピックに向けては、2015年びわ湖マラソンにて2時間9分16秒で日本人1位の総合2位に食い込みます。

ちなみに、この大会で石川末廣選手は日本人2位の4位でした。

所属の安川電機っていったい何の会社?と思って調べてみたら、資本金306億円で、産業用ロボットなどを扱う、かなり大きな会社のようでした。(名前を見て、町工場のようなイメージを持ってしまった自分!大変失礼いたしました。)

しかも、同じく安川電機所属の中本健太郎選手は、前回ロンドン五輪で6位入賞した実力者です。会社としても、陸上部を強力にバックアップしているようですね。

石川末廣選手

生年月日: 1979年9月27日 (36歳)
身長: 169 cm
体重: 56 kg
所属:本田技研工業
 石川末廣選手は北島選手と同じく東洋大学出身。1年と2年生のときに箱根路を駆けるものの、区間14位、15位と振るわず。

3、4年生の時には予選会敗退により、箱根駅伝本大会出場は叶いませんでした。

卒業後は、本田技研工業に所属。2012年のびわ湖毎日マラソンで初のフルを走り、2時間11分13秒でゴール。(当時32歳での初マラソン日本最高記録)

リオオリンピックに向けては、上述の2015びわ湖マラソンでの4位でのゴール(2時間9分25分)にて、初出場を決めました。

今大会36歳でのオリンピック出場は、最高齢記録となる予定。

その他の有力選手

・エリウド・キプチョゲ(ケニア)※自己ベスト2時間03分05秒

・スティーブン・キプロティチ(ウガンダ)※自己ベスト2時間06分33秒

・フェイサ・リレサ(エチオピア)※自己ベスト2時間04分52秒

キプチョゲは世界歴代2位の自己ベストを持つ実力を持っています。また、トラックでの実績もあり、アテネ、北京の5,000mで銅メダル、銀メダルをそれぞれ獲得しています。

キプロティチは前回ロンドン五輪の金メダリスト。連覇はあるでしょうか?

リレサは2016東京マラソン優勝経験(2時間06分56秒)のある選手です。

日本にもなじみのある選手たちが出場していますので、是非注目してみてください。

一匹の猫も参戦予定!

元日本人、現カンボジア人の猫ひろしも出場します。2015東京マラソンでは、2時間27分48秒の記録を残している要注目選手。

オリンピック開会式では日本人選手たちから記念撮影を求められている光景が見られました。

ちなみに、猫選手のオリンピック出場までの道のりはこちらで詳しく書いております。

コース

rio_marathon_course

Official Spector Guide

スタートとゴールはマラカナン地区にある、リオのサンバカーニバル会場である「サンボドロモ」という場所。マラカナン地区東部海岸沿いを南北に3周ほど「周回」するコース。

女子のレースでは、猛烈な暑さに日本人選手たちは苦労していたようです。

男子のレースは今のところ、天気予報では雨のようです。そうなると気温が低くなり、暑さで体力を奪われる恐れもなくなるため、高速レースの展開になる可能性もあります。

ペースメーカーがいない中、日本人選手が海外強豪選手のレースの駆け引き、30㎞以降のスパートにどこまでついていけるか、注目したいところです。

ということで、3選手+1匹の猫には、是非とも最後まであきらめずメダル争いに食い込んでほしいものです。がんばれ日本、カンボジア!!

でわでわー!

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