30kmの壁ならぬ3kmの壁!第2回さいたま国際マラソンまで2日!

30kmの壁ではなく、3kmの壁が存在?さいたま国際マラソンまであと2日!

こんにちは。小江戸ランナーです。いよいよ、運命(?)のさいたま国際マラソンまで2日。

制限時間、関門突破との戦い

そんな決戦の日曜日に注意しなければならないことがあります。それは回収要員、関門との絶対に負けられない戦いに打ち勝つことです。

昨年のさいたま国際マラソンでは4時間という厳しい制限時間設定に多くのランナーが苦しめられたようでした。

制限時間があるから前半から飛ばす→アップダウンが続くコースにやられて後半失速し、回収。40km地点まで行ってゴール目前にして回収、などなど。ネット上には今でも悲哀溢れる情報がたくさん転がっております。

第2回大会も設定された厳しい関門時間

今回の第二回大会は、制限時間が長くなり門戸が広がったとはいえ、6時間前後での完走を目指すランナーにとってはやはり厳しい戦いになることが予想されます。

スタート直後の関門が最初の難関

そんな制限時間、関門との戦いに恐れおののいているのが、今回共にエントリーした会社のラン仲間のうちの1人です。本日はクライアント往訪の行き帰り時間のほとんどを関門との戦いに関しての熱い議論に要しました。

実は、その方のスタート位置が最後方のG地点。昨年、

・C地点の方で号砲から2分ほど。
・D地点の方で号砲から3分ほど。
※(D地点はちょうど真ん中くらいのスタート位置)

でスタート位置を通過したという情報を得ました。

img_4023

参加人数が前回の3倍ほどになり、なおかつ最後方であることを加味すると、G地点からのスタートは、

3分の6倍=18分ほど

を要する計算になります。

ちなみに、その方が名古屋ウィメンズで号砲からスタート位置通過までに20分ほどかかったとの話もあったため、あながち信ぴょう性のない数字でもなさそうです。(今回は、男性のシリアスランナー等も多い大会ではあるため、単純比較はできませんが。)

スタート直後からかなり飛ばさないといけないかも?

スタート地点通過までにそれだけの時間がかかるとなると、気になってくるのは関門通過時間。スタート時間が9時40分なので、そこから仮に20分経過したとすると、最初の関門までの残り時間は25分。最初の3kmを1kmあたり8分30秒弱で走る計算ですので、フルを6時間以内で走るベースのギリギリの時間です。

万が一、号砲からの混雑が相当続き、道がひらけて余裕で走れるまでの時間を想定より多く要した場合、自分が予定していたペースで前に進めない可能性もあります。

そうなると、スタート直後から、サポートランナーと言う名の回収要員との鬼ごっこが始まることとなります。

先日、下記記事で、制限時間内に走破するためには、とにかく8分30秒のペース以内で走ること、スタート直後は多少遅れたとしても後で取り返せるから、、という話をしましたが、その前提が根底から覆されることとなるのです。

30kmの壁じゃない 3kmの壁だ!

フルマラソンでは30km以降、身体が思うように動かなくなり、前に進むことが困難になる事象を「30kmの壁」と呼びます。今回のさいたま国際マラソンでは、30kmどころか、3km地点に早くも壁があるのです。

もしも3kmで回収されたとしたら参加費15,000円は一気に吹き飛び、1kmあたり5,000円というなんとも贅沢な使い方をすることとなります。

3kmの壁のせいで仕事が手につかない!

この事実を、会社の方は圧倒的恐怖として感じており、今週はほとんど仕事が手につかなかったよう。(めっちゃ仕事してましたが)さいたま国際マラソンさんのせいで、うちの会社の仕事が回らなくなったらどうしてくれんねん!というよくわからない責任転嫁はさておいて、G地点スタートの方たちにとっては何れにしても由々しき事態であることに変わりはありません。

42.195kmの間終始続く壮絶鬼ごっこ

また、なんとか3kmの関門を突破出来たとしても、その後も9回の関門突破、そして後ろからはサポートランナーと言う名の回収要員が常に迫ってきます。そして、その後ろからは前回大会の情報ですと、3台ほどの大型バスが、ゆっくりゆっくり、ヒタヒタと迫ってくる恐怖。前半抑え気味に、、とか自分のペースで、、とか言っていられない圧迫感があります。

前半の関門を突破出来たとしても、自分の想定ペースより早めに走ってしまった場合、後半失速を招く原因にもなります。かと言って前半抑えめにして、早々にリタイア、と言うことも絶対に避けなければなりません。この判断が難しいペース論争の狭間で、後ろの回収要員のプレッシャー、前からは関門のプレッシャーと、42.194kmの間、いっときも油断することができない心理的プレッシャーの中で戦うこととなるのです。

ブロークンマイハート

その方の心情を慮ると、本当に心が痛みます。スターウォーズエピソード3のパドメの言葉を借りるのならば、ブロークンマイハート、心が張り裂けそう、と言ったところです(←ふざけてるわけではありません)

と言うことで、よくわからないテンションで書き連ねてきましたが、せっかく一緒に参加するのだから、参加メンバー一同無事完走して反省会できたら良いなと思ってる今日この頃です。

本日は、早めに仕事切り上げて、皆で前日受付に行く予定!

ペース管理の重要性や関門時間確認の重要性を説いていたら、その際にその場でGPSウォッチ買うとのこと。garmin230jがオススメなんだよなー。

と言うことで、長くなりましたが、デワデワ!

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