2015小江戸川越ハーフマラソンレポ 感動(?)のゴール編

人生初のハーフマラソンいよいよスタート!

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自分はC組でのスタート。申告タイムは申し込み時のタイムからいえば結構強気な
1時間40分。

今回は申告タイム切りが目標です。

スタート前小気味良い太鼓の音色が続いた後、秋空の水上公園に号砲が鳴り響きます。

スタート~小江戸の街並みを走るくだり (まだまだ余裕)

スタートしてからは比較的混雑が続きますが、号砲が鳴ってからスタートラインまではだいたい1分弱くらい。まあまあ混雑少ないほうなんですかね??

最初の坂道で少し道幅が広くなり追い抜きを始める人も出てますが、初ハーフでビビってる自分は、「いやいや、最初っからそんな飛ばさないし、レースプラン通りだし」とかわけのわからない強気な自分を自分自身に対して演出して見せて、急激なスピードアップはせず。(内心はドキドキです)k/4’50くらいの抑え目ペースで様子を見ます。

その後小江戸の街並みを駆け抜けるあたりは、この大会の醍醐味ですね。なんか妙に鳥肌モンです。

(ただし、本当に一瞬で終わってしまいますが・・)

また、小江戸の沿道になぜかストームトルーパーがいたのでおもわずハイタッチ。

小江戸を抜けると住宅街~市街地へ

小江戸の街並みの後は細い住宅街からだんだんと郊外の少し広めの道へと続き一気に視界の開けた広い道へ。微妙に坂道になっていますがまだまだ余裕があります。

このあたりからだんだんと集団もばらけてきて、先を急ぐ人も出てきます。

この辺でも、妙に自分は「余裕だ」と思うようにして、抜かれたときは「あー、きっと後半崩れるタイプだな」と思い、自分が抜いた時は「自分やっぱ速いわ」と考えるようにして、マインドコントロールします。(無意識なポジティブシンキング)

ここまでk4’40〜50秒ペース。

折り返し地点

視界の開けた広い道をひたすら進むと折り返し地点。

この辺が、意外と沿道の応援が少なく、ほめられると伸びるタイプの自分としては、結構モチベーション維持するのに苦労した記憶が・・。

折り返し地点に近づくと、自分より速いランナーたちがどんどん折り返して逆方向に向かう姿が・・。そんな彼らを羨望のまなざしで見つめながら、折り返し地点を目指します。

補給食がゲロマズの衝撃。事前試食をおススメします・・。

折り返し地点を過ぎ、計測地点(?)を過ぎたあたりで、バッグに忍ばせてあった補給ゼリーを口にします。初めて食べたのですが結構衝撃的なマズさ。

よく雑誌で事前の試食を勧めてる記事がありますが、確かに試食、大事です。。

僭越ながらペースメーカー二名を勝手に任命

広い道が終わって右に折れると細い坂道に続きます。

ここで自分の中で勝手に任命した2名のペースメーカーを発見。フォーム、ペースともにここからの道中は彼らについていくのが得策かも、と思わせる走りっぷりです。

一人は、妙におしゃれなランニングウエアに身を包みながら、はるばる川越くんだりまでやってきていただいた感じが漂うアーバンランナー。

もう一人は、「東京マラソン」の記念Tシャツに身を包んで「自分、あの競争率10倍の大会に出場したこともある実力派ランナーなんすよ」と全身でアピールするミーハーランナー。
(お二方、勝手に決めつけてすみません)

二人とも、無駄のないきれいなフォームで前進し、素人ランナーの自分から見ても、実力を感じさせます。

美人ランナーに惑わされる悲しい男の性

なかなか良いペースでさきほどの二人について行くと突如、横から長髪のランナーが

すり抜けて行きます。

横目でチラリと見るとなんと女性美人ランナー。男性陣ばかりの集団でひときわ目を引きます。

よく鍛えられ、しなやかなストライドで全身を推進させる脚に、ぴたりとフィットしたランニングウェアが映えます。

ペースを乱される漢(ウォトコ)たち

ここでふと前をみるとさきほどの二人のペースランナーの様子がおかしい。

先ほどの美人ランナーの影響か突然のペースアップ。

(わかる、わかるよー、美人ランナーにいいとこ見せたいええかっこしいな気持ちと、女子に負けられないという男性特有の負けん気。)

でも、そこでペースを乱されては元も子もありません。(と自分に言い聞かせる)

突然ベテランランナーのごとく、達観した自分は、「まだまだ先は長い、ここは落ち着いていこうではないか」と自分に言い聞かせ巡行ペースを守ります。

鯨井中学校付近は元気100倍になれるステキゾーンだ!

その後、たくさんの中学生やご近所の住人がハイタッチで迎えてくれるテンション
アップゾーンでうっかりオーバーペース気味になるものの、その後は予定通り無理のない
ペースアップで終盤へと備えます。

飴ちゃん補給にはキヲツケロ!

行きに来た道を戻るコースに入り、ここで少し糖分補給を試みます。ポケットにしまった飴ちゃんを補給しようとしますが袋から飛び出た「奴」が、「こんな素人ランナーの口には入りたくない」と突然の反抗期に。

道に転がった飴ちゃんはどんぐりコロコロ状態。後から来るランナーが「奴」を踏みつけ「パーン」とイヤホンをつけるランナーも一瞬振り返るほど、あたり一面に結構な音が響き渡りました。

多分踏んづけた方は突然の出来事に、かなりビックリされたことかと思います。この場を借りてお詫びします。

運命の再開その1
少し走ると先ほどのペースランナーの一人(ミーハーランナー)を発見。美女に惑わされた無理なペースアップで後半ペースダウンしてしまったのでしょうか。
まだ体力が残っていたため一気に抜き去ります。

怒涛のラストスパート

残り4,5㎞の時点で、これまで比較的無理をせず進んできたこともあり、自分としては余力を残している状態。このあたりから思い切ってペースアップを図ります。

k/4’30〜k/4’40くらいのペースで走ると、ひたすらゴボウ抜き状態になります。

ペースダウンしたランナーたちを追い抜きながらのレース展開は「自分速いかも!」とひたすら勘違いしながら、ここまでの疲労感もほとんど感じることなくゴールを目指すことができました。写真撮影スポットでも、無駄に元気な自分をアピールします。

残り2kmあたりで1時間40分目指せるぞーとの沿道からの声。

え!手元のGPSウォッチはこのままのペースでいけば余裕で切れるはずなんだけど。。
と思い若干焦ります。

ここで会ったが100年目。運命の再開その2

そして、ここで運命の(?)再開。

さきほど3名の男性ランナーを惑わせペースを乱した長髪美女ランナーの後ろ姿がはるか先に。。

あのときは着いて行けなかったがなんとかゴールまでに抜き去りたい!(かっこよく走る自分を見てもらいたい!)との思いだけで一気にギアチェンジ。

自分の身体のどこにそんな力が残ってたんだというくらいのスピードで水上公園入口手前で美女ランナーも追い抜き、最後のゴール地点では時速20km近くまでスピードを上げてこの日一番のトップスピードでゴール。

なんとかネットタイム1時間39分52秒でギリギリ目標クリア。

(グロスは1時間41分6秒でしたが。。)
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そんなこんなで自身初のハーフマラソンを無事終えたのでした。

振り返ってみての反省

まだまだ余裕があったので前半ビビって抑え目にしすぎたかな、と少し後悔。でも後半失速するよりはるかに良いと思うのでこの悔しさは次回挽回したいと思います。

当日は、午後から友人の結婚式があったため急いで記録証をもらい、川越汁を飲む暇もなく着替えて帰路に着いたのでした。

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急いで着替える際、突然こむらがえりに襲われ、一人悶絶したことは内緒です☆

でわでわ!

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