さいたま国際マラソン’17 レースレポ2 スタート~折り返しまで篇

第二回さいたま国際マラソンいよいよスタート!

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開催から2カ月ほど経過し、旬も過ぎ、誰も求めていない情報をアップするワタクシです。どうもこんにちは。なぜそんな情報をアップするのか・・。それは、そこに(Evernoteに)記事があったから、というただそれだけです。

12月忙しすぎて、走ることも、ブログアップすることもママならず、悶々としておりました。その後年明けからは長引く風邪に悩まされ、自分のことを「ランナー」と呼ぶこともはばかられる今日この頃です。

ということで、今回は「ランニング好きおじさん」くらいの身分として、せめて2か月前の楽しくも苦しいさいたま国際の思い出に浸りながら、明日への活力を生み出したいと思います。ようやくおとといくらいから朝ラン復活しております。

(気になる方はInstaで「小江戸ラン日誌」と検索してみてください。地味にアップしています)

スタートは突然に・・

さて、さっそく本題に。

号砲が鳴って前に進むと、反応していなかったgarminのGPSもようやく電波をキャッチ。整列位置がB地点だったこともあり、2分後くらいにはスタート地点を通過。

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クレーン式のテレビカメラがあったので、手を振ってあわよくば全国の皆さまにワタクシの走る姿をアピールしよう!と考えておりましたが、runtasticアプリをスタートさせてgarminをスタートさせてとかわちゃわちゃやっていたらうっかり振りそびれました。

ペースよりゴミ箱が気になる序盤

スタート直後はすぐに集団もばらけましたが、いつも通りペースは抑えめ。最初の1kmを5分半のペースで入ります。次の1kmから5分10秒、4分59秒、4分50秒と刻んでますので、なかなか良いペース。前半の数kmはペースのことより、整列時に飲んでいたゼリー飲料のゴミをどこに捨てるべきか探しながらのきょろきょろランでした。

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体力消耗を抑えるため日陰を走る

また、当日の予報ではかなり天気が良く、気温が高くなることも予想されたため、真面目な話、なるべく日差しを走らないように序盤からかなり注意しました。端っこの日陰を黙々とペースを上げ過ぎないよう進みます。(意外とこの対応が後半の大崩れを防げたようにも思います。まあ結局は少なからず崩れているのですが・・)

大声援ゾーンは突然に・・

5km過ぎ、北浦和駅東口付近は道も狭くなるのですが観客の数が最も多く、声援も多め。すごくありがたいのですが前半にたくさんの声援をいただいても身に余る思いです。「がんばれー」と言われても、まだまだ余力はあるし、後半の本当にしんどい時に通りたかった。。

知り合いの声援はやっぱり力になる

その後、6.7km付近では会社のラン仲間で今回は参加していない方がボランティアスタッフとして働いているということを事前に聞いていたので、またもや左右をキョロキョロランしながら進みます。左側に背を向けて立っている姿を見かけたので声をかけ、無理やりに(?)声援をいただき、それを勝手に走るチカラにかえます。

コスプレランナーに嫉妬を覚えるおじさんランナー

ここまでの道中、ピカ○チュー!とかル○ィ!とかアフロー!(アフロは権利関係大丈夫ですよね・・?)とか、ただただコスプレをして走るだけで(←やってる側は走りにくかったり汗を余計にかいたりとおそらく相当しんどいとは思いますが・・)無条件に老若男女から声援を浴びるコスプレランナーの皆さんへ羨望の眼差しを持って走っていた自分としては、自分への声援はやはりありがたい限りです。

前半のアップダウンは意外と気にならない

その後はひたすらまっすぐな道へ。中尾陸橋前後のひたすらダラダラ続くアップダウンも、往路はまったく気にならず。ペースも落ちることなく4分50秒台ペースで進みます。

その後、右側の復路から先導車が来て、3分後には選手が通るとのアナウンス。皆心なしか右側に寄って日本人選手が通るのを待っていたように思います。自分はもっぱら吉田香織選手!昨年の力強い走りを今年は生で見られる!と言うことで心が踊ります。

吉田香織選手の苦戦

ところが黒人選手や那須川選手が通った後もなかなかすれ違わない。棄権でもしたのだろうか、と思っているとだいぶ後になって吉田選手がようやくやって来ます。あの力強いスライドは遠くからでもすぐにわかりました。自分は思わず興奮してしまい、手をたたきながら、「よ”じだー!!!!」とバカでかい声で声援を送ります。

一瞬ちらりとこちらを見てくれましたが、かなりキツかったのか表情は終始固かった。。レース後のコメントでも思うような走りができなかったと言うことでしたのでそんな中空気を読まずバカでかい声を出してしまった自分を呪いたい。。次回は頑張ってもらいたいっす。Instaで日々の記録を見ながら、影ながら応援しとります。

いよいよ埼玉スタジアムが視界に!

さて、そんな人のことを応援してる場合ではない自分は、徐々に復路をやってくるエリートランナー達を横目にフラットな道へ。そしていよいよ埼玉スタジアム2002が遠くに見えてきます。15km付近でゼリー飲料を流し込みながら後半に備えます。

スタジアムを過ぎ、20km付近でもう一度ゼリー飲料を摂り、ドリンクを飲むとなんだかカラダがまだまだ軽いことを感じます。よし、イケるぞ!と思い少しギアチェンジ。

サブ3.5ペースランナーは突然に

ところが、その直後くらいに黄色のビブスを着けたランナーとその後を追う集団が。見ると、黄色のビブスには3時間30分サポートランナーの文字。突然の登場にマジで焦ります。しかもかなりペースが早い。

手元のガーミンはその付近だと4分58秒ペースを示していたため、余裕はありませんが後半追い上げか、最悪このままのペースを保てばサブ3.5イケるぞと思っていた自分はかなり焦りました。

焦りのあまり関西弁でお茶を濁す

いやいや、ペースランナー言うてもちょい早めのペースで余裕持たせてるだけちゃうん?ペースランナー言うぐらいだからきっとグロスでのサブ3.5ペースやろ?ネットなら自分のペースでイケるやん!

とかいろんな言い訳でこの付いていけない状況を理解しようと努めます。でも、どう考えてもあの黄色についていけなかったらサブ3.5は遠のく。。

わかってはいてもついていけない、というこの状況は本当にツライ。みな、付近を走ってるランナーは同じ気持なので(おそらく)必死に黄色ビブスについていっていました。特に真後ろについた「DOARA」の文字が入ったドラゴンズユニフォームを着たランナー。サブ3.5への執念を感じるピタリ感。

箱根ランナーばりの絶望感

駅伝とかマラソンをテレビで見てて、突如ペースを上げた選手についていけないシーンがよくありますが、まさにそんな感じ。(レベルが全然違いますが)気分は東洋大学の服部弾馬選手が不意にペースアップして、それについていけない箱根ランナーです。(いいご身分だな・・)

ハーフ通過後に早くも手中からこぼれおちるサブ3.5

21km付近の左折時には少し先に見えていた黄色ビブスが、24km手前の第3折り返し折り返し付近では完全に見失う形となってしまいました。その時点で今回のサブ3.5への挑戦は幕を閉じたのでした。。

と言うことで、サブ3.5への道が閉ざされた後、こいつはいったん何をモチベーションに走るのか!これを読んでいる皆さまもいつアップされるかわからない第三回の記事をどんなモチベーションで待てばよいのか!

むしろ、いったいこやつは次の記事をいつアップするつもりなのか!

2017年中にはきっと(?)アップされるはずですので、後半延々続く坂道との戦いの様子は最終回を待て!でございます。

デワデワ〜。

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